しかくまめの害虫

20201017-しかくまめ-コナカイガラムシ コラム
20201017-コナカイガラムシ

しかくまめを収穫しているときに白いダンゴムシみたいな2~3mmくらいのやつを見つけました。盛夏の前にも見かけるのですが、どちらかというと盛夏が終わって気温が下がり始めた時期に多くなる気がします。特に大量発生することもなく、食害でひどい状態になることもなかったので、放置していたのですが、ふと名前なんだろうと思って調べたので、記事にします。

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コナカイガラムシ

20201017-しかくまめ-コナカイガラムシ
20201017-コナカイガラムシ
20201017-しかくまめ-コナカイガラムシ
20201017-コナカイガラムシ

名前を探したところ、見つけました『コナカイガラムシ』だそうです。私の家庭菜園では、大量発生というほど大量発生したことはないのですが、大量発生してしまうと大変なことになりそうです。私の庭ではしかくまめでしか見られないのですが、かなりの種類の野菜、観葉植物、多肉植物、果樹に食害し日本国内では60種類ほどいる『よく見かける害虫』にあたるものだそう

コナカイガラムシの被害

吸汁

少数ならとくに吸汁被害を感じるほどではないですが、大量になると株を弱らせ、枯れさせてしまうようです。

スス病の誘発

カイガラムシ類の排泄物にはスス病を誘発することが知られていて、スス病が光合成を阻害するなど2次的な被害もあります。

コナカイガラムシの駆除方法

捕殺

いつも通りですが、サーチ&デストロイです。見つけ次第つぶします。つぶしたあと水をかけて洗い流すという作業までするといいです。

木酢液

木酢液も一定の効果があります。50倍希釈程度でかけていきます。スス病対しても効果が見込めるので、農薬の前に試しておきたいですね。

家庭菜園用農薬

コナカイガラムシは殺虫剤の効きにくい虫で、幼虫の間しか殺虫剤、農薬の類は効きません。専用の農薬よりは、家庭菜園用のもののほうが使いやすいと思います。

この家庭菜園用のものも、基本的には幼虫の間にしか効きません。見つけ次第対策を練りましょう。

農薬

私は無農薬、有機栽培を目指しているので、基本薬剤の類は使いません。ぎりぎり家庭菜園用のものを使うくらいです。害虫が大量発生したら、諦めて害虫の多い野菜を燃えるゴミに捨てます。

農薬を使っても栽培を継続したいのであれば、『コナカイガラムシ 農薬』で検索してみてください。

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