ピーマンの育て方

20200530-収穫
20200530-収穫
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概要

ピーマン

梅雨入りくらいから収穫出来始めるピーマン。主に春、夏作の野菜です。盛夏の時期に実付きが悪くなるので、その時期までに収穫が終わるようにしましょう。ピーマンは炒め物、肉詰め、てんぷらなどなど幅広い使い道があると思います。育成がうまくいくと、本当にいっぱい収穫できます。チャレンジしてみてください。

科目

ナス科 トウガラシ属

土壌ph

最適ph : 5.5~6.7

酸性が強めの土壌が好みですが、最初のころ私の庭のph7.5でも十分育ちました。害虫や連作障害のほうが、影響が大きいかもしれません。

スケジュール

ピーマンの栽培スケジュール

ピーマンは種から植えることはしたことないです。お店で売っているのを見た記憶もないですが、売っているピーマンの種を残して置いたら、芽が出るかな?まあ、苗を買いましょう。基本はナスと同じです。2月中に苗を入手して、3月初旬の温かくなる予報が出たときに植え付けします。早めに苗を入手して、風の当たらない所で育てて置き、温かくなったら植えるスケジュールです。

梅雨入りごろから初夏にかけて収穫でき、夏の最盛期には実付きが悪くなりますので、そこまでにして次の作付けに向けて撤去しましょう。夏が近づくと石ピーマンといわれる小さいじゃがいもみたいな形のピーマンが出てきますので、それが目安です。

石ピーマンは高温乾燥、栄養不足、水分不足でなりますので、追肥と水やりで改善されなければ、高温乾燥が原因で、私はここ数年は石ピーマンしか出なくなったら、諦めます。涼しくなるまで残すこともあったのですが、実付きが改善されず、秋、冬作の準備もあるので、結果何もならず、時間を無駄にしてしまったからです。

植え付け

20200320-家庭菜園-ピーマン

できれば苗は、病気に強い高い苗を選んでください。できるかぎり枯れない品種が家庭菜園ではおススメです。土作りは全面施肥でできれば2週間前に肥料を入れましょう。

株間は40cmで2条植え

2本立てにする場合は左右にスペースを確保しましょう。

育成

家庭菜園なら、2本立てがおススメ。支柱を2本両サイドに刺します。植え付け時の支柱は株そばに1本で最初の誘引が大事なので、しっかりやりましょう。まっすぐ刺す支柱は3月の春風や台風対策に必要なので、出来る限りやりましょう。水やりは、少し掘って乾いているようなら、たっぷり上げて、乾くまでは放置でいいです。暑さに強いので、水やり忘れて枯れることはいままでなかったです。夏場なら、2日に1回くらいでも大丈夫です。多すぎてもよくないので、掘って確認しながらがいいです。

追肥は2週に1回程度、液肥でも、化学肥料でも、油かすでも、いいです。堆肥は肥料焼けを起こすといけないので、30cm程度離して、穴を掘ってその中に入れましょう

プランター栽培でも十分できます。過去やった際は、水切れを起こしましたが、水をあげたら復活しました。根が広がるタイプなので、幅広なプランターがおススメです。

ピーマンの花
ピーマンの花

ピーマンの花は、白くて小さな可愛らしい花をしています、直径1、2cmくらいの本当に小さいものです。

収穫

ある程度、大きくなったらどんどん採っていきましょう。もともと熟す前に収穫するので、多少小さくても大丈夫なので、必要に応じて収穫してください。大きくなって熟すほど付いていると木が弱るので、長期間放置はしない方がいいです。

片付け

石ピーマンが出てきたら、収穫終わり間近です。終わった残さいは、可燃ごみに捨てましょう。私の庭では毎年害虫が付くので、捨てるようにしています。

失敗談

① 害虫を放置していたら年々増えていて、収量が大幅に減ってしまった。一度殺虫剤を使ったら一気に退治できたが、無農薬で育てたいので、使うのに躊躇している。

➁ やり始めの時に『連作障害って何?』ってぐらいの知識しかなかったため、連作していた。

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