キャベツの育て方

キャベツの収穫
キャベツの収穫
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概要

キャベツは玉ねぎなどと同じく消費量の多い野菜です。沖縄では秋から冬にかけて栽培されており、炒めものに適している品種が多く栽培されています。

キャベツはアブラナ科のため、アオムシ、アブラムシの食害が出やすい野菜ですが、冬季栽培をすることで、アオムシ、アブラムシなどの害虫がほとんどおらず、食害を受けずに栽培できるので、家庭菜園でおススメできます。

プランターでも十分栽培できるので、ベランダ栽培でもチャレンジできます。

科目

アブラナ科 アブラナ属

最適ph : 6.5~7.0

弱酸性から中世の土壌がいいようです。ph7.5でも育ちますよ。

スケジュール

植え付け

畝幅40cm
畝幅 80cm

キャベツも複数株を育てる計画であれば、種から、2、3株程度であれば、苗の方が安く済みます。

キャベツの土づくりは植え付けの2週間前に有機肥料の堆肥や鶏糞、牛糞等を入れておきます。

マルチか敷き草はあった方がいいです、泥はねから病気になりやすいです。植え付け初期の土寄せと追肥を考えると敷き草の方が楽かもしれません。

畝幅が40cmなら1条で株間は40cm。畝幅80cmなら2条植えで条間、株間は40cmにします。

キャベツは水はけのよい土が好きなので、水はけが悪い場合は畝に高さを高めにしましょう。

育成

育成初期ー追肥と土寄せ

植え付け初期に倒れてしまうことがあるので、土寄せをし、同時に追肥も行います。キャベツは育成初期段階にできる葉っぱが大きいほど、収穫できる結球が大きくなる傾向があるため、豊作を目指すなら、植え付け初期の追肥と土寄せ、中耕は必要です。1度目の追肥は株から10cm程度で株の周りに植え付け後1週間後で土寄せもして株を安定させます。2回目は植え付け3週間~1か月後に株から20cm程度離し、株の周りに撒きと土寄せ、中耕を行います。

3回目の追肥は2月中旬

キャベツの育成適温は15℃~20℃のため、冬季は育成が鈍ります。3回目の追肥は冬の終わりから春の初めの2月中旬ごろに行います。

収穫直前

収穫適時のころになると、害虫であるあおむし、アブラムシが発生し始めます。モンシロチョウが飛んで来たら、アオムシが来ると思ってもらえれば、いいと思います。モンシロチョウを見かけたら、株をよくよく観察しましょう。手間を惜しまないなら、2月上旬には防虫ネットで養生してあげましょう。

ある程度大きくなっていたら、モンシロチョウを見かけたら収穫してしまうのも手だと思います。繁殖すると一気に食害が起こるので、期を見過ごすとえらいことになります。

あと、雨が降ると内側から裂けてしまう事があるので、雨の予報には注意が必要です。結球が固くなっているようなら雨の前に収穫した方がいい。

花を咲かすまで栽培したことがありません。

収穫

20180224-キャベツの収穫

収穫はキャベツを上から見たときに中心部分を押して1cmくらいへこむときに収穫する若穫りと固く結球するまで栽培し収穫する2種類があります。食感が変わるので、試してみてください。

若どりの方はビタミンCが多く、結球させるにつれてビタミンUが増えるそうですよ。

テレビで包丁で根本を切るシーンを見ますが、畑用の包丁ないので、菜園ハサミで切るか引っこ抜いたあと切ります。

片付け

あおむし、アブラムシがいるかもしれないので、深めに掘って埋めます。

失敗談

① 植え付け初期に病気になって枯れた。原因不明

➁ 植え付け時期が遅く、収穫時期が3月終わりごろになってしまい、あおむしが大量発生してしまい、中まで食われた。

③ 収穫間際の時期に雨が降り、内側から割けてしまった。食べられるが保管期間が短くなるため、急いで食べた。

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