ツルムラサキの育て方

つるむらさき
つるむらさき
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概要

つるむらさき
つるむらさき

沖縄の方言でじゅびんっていいます。茎が紫のものと緑のものの大きく2種類に分けられます。

東南アジア原産の植物で1000年以上前から育てられているそうです。沖縄でも栽培されていて、戦中、戦後は貴重な食糧元だったと職場のおじーに聞きました。それと『それ雑草!!!昔は雑草食べてたんだよ!!!』とも言っていました。

育成が旺盛なため、写真のように一帯を埋め尽くしてしまうためでしょう。

味はほうれん草におくらのねばねばを足した感じです。お浸しにしたらとてもおいしいですよ。

私が家庭菜園で育てるならおススメの野菜です。害虫も少なく、栄養価が高い、暑さ、寒さに強くて、水不足にも強い雑草と呼ばれても不思議じゃないほど、環境耐性が強い。いうことなしです。

青茎種:つるの色が緑色で、流通しているつるむらさきのほとんどがこちらです。赤茎種と比べて柔らかくつるも食べやすいのが特徴です。

赤茎種:つるの色が赤紫色をしています。青茎種と比べると若干固め。

私は両方栽培したことがあります。もともと青茎種を育てていたのですが、節やつるからの発根がものすごく、管理に困っていました。不要な部分も切り落として10cmくらいに刻んでも、地面に放置するとそこから発根し、復活してしまいます。成長が早く吸肥力もすごいので他の野菜を侵食してしまい、赤茎種に変えたところ、発根率が少なく管理しやすいので今は赤茎種を育てています。確かに青茎種の方がおいしいと思いますが、赤茎種だって十分おいしいです。

ベランダでプランター栽培なら青茎種の方がいいと思います。

科目

ツルムラサキ科 ツルムラサキ属

土壌ph

最適ph : 5.0~7.0

私の経験から、ph7.5の土壌でも、十分育ちます。

スケジュール

つるむらさき栽培スケジュール
つるむらさき栽培スケジュール

私個人としては、春植え、秋植え両方やったことがあるので、両方大丈夫なのは確認しているのですが、真夏以外なら、勝手に芽が出てくるので、多分年中いけるんだと思います。発芽温度は25℃~30℃なので、真夏でも日陰でポットに入れたら芽が出るはず。真夏を植え付け時期から外したのは、水切れで枯れる可能性が高いからです。経験上9月にゴーヤ棚の日陰で芽を出して育ったことがあります。春植えで越冬させて、翌年まで栽培を続けることもできます。

収穫も、適宜行っていけるので、年中収穫できます。なんなら、追肥もほとんどなくてもいけます。

植え付け

20200429-つるむらさき
20200429-つるむらさき
20200606-じゅびん
20200606-じゅびん

植え付けはほかの野菜の植え付けに合わせて行います。ほとんどの時期で発芽しますので、他の野菜の植え付けに合わせるくらいでちょうどいいです。

植え付け初期に水切れで枯れることがあるので、水やりは定期的に行いましょう。

写真のようにプランター栽培も大丈夫です。

育成

基本強い野菜なので、病気になったことがないです。まれにカタツムリの食害を受けますが、他に食べるものがない時期に限ります。強い外皮があるので、食べにくいのだと思われます。ゴーヤーやなーべらーピーマンなどがあれば、そちらを食べます。

植え付け初期に水切れなどで枯れることがありますが、それを過ぎてしまえば心配はなくなります。水やりしてください。

ある程度成長すると熱にも強く、水切れも起こしにくいです。真夏で一人青々としていることがあります。はっきり言って、放置で育ちます。

仕立て方法

仕立て方法は収穫方法に関係してくるので、家族構成や食べる頻度にあったものを選んでください。

4本立て

つるむらさき
だいたい4本立てで地這栽培のつるむらさき
下ほうに収穫終わりの写真があるので見てみてください

多収量を目指すなら、主つると側枝(わき目)を3本伸ばしながら、それぞれの葉を収穫していく方法です。わき目は早めに摘み取り、栄養がいかないようにします。管理面からは、つるの数が増えると栽培面積がそれなりに必要になるので、地這栽培よりは空中栽培のように、S字フックのようなもので、吊り下げながら長くなったらフックにかけていくようにします。栽培面積がとれるなら、地這栽培のほうが吸肥力がアップしますので、収量が増えます。

この年は、食べきれないのは当たり前ですが、管理面としても、込み合って仕方ない感じになりました。カタツムリたちの隠れ家にもなり、いっぱいいました。(食害はほとんどなかったですが・・・)必要以上に育ってしまうので、肥料切れのような症状が1回起こりました。この後は定期的に追肥していたので、ほとんど育成は鈍らず。

追肥

追肥は育成状況にもよりますが、月1回行いましょう。4本立ては育成が旺盛なので、肥料切れを起こしやすくなります。特に空中栽培のような栽培方法ならなおさらです。育成が鈍ったら入れる間隔でもいいですが、定期的に施肥するのをお勧めします。

1本仕立て

20200919-つるむらさき
1本仕立てのつるむらさき

1本仕立ては、名前の通りの仕立て方です。主つるを伸ばしていき、わき目をある程度(私は1mくらい)まで育てて、わき目の根本から収穫します。この育て方は、わき目のみを収穫していくので、主つるを地這栽培で育てていき長くなったら巻いていきます。地面についているつるの節からは、根が出てきますので、あまり動かさないようにしましょう。つるも食べられますが、先端から30cmくらいまでが柔らかくておいしいです。

2020年の栽培記録ですが、4月から栽培を始めて、11月時点で追肥は2回程度です。

追肥

追肥は前作の残りがあるようなら、特になくてもいいですが、育成が鈍ってきたら追肥します。1か月に1回ないし、2か月に1回程度で十分です。根が広範囲に広がるため、株元よりは広めにまくといいです。プランター栽培なら油粕の小粒または粉を月1回は追肥したほうがいいです。

収穫

収穫は

①大きくなった葉っぱを1枚おきに順次摘んで行く方法

➁わき芽を切りながら収穫していく方法

の2パターンあります。昨年は前者で今年は後者のやり方で収穫していきました。わき芽もつまずそのままだったのでわき芽の方も長くなって行きました。葉は大きくなると固くなってしまうので、収穫のタイミングを過ぎてしまうと良くないので、2番目の方法を試しました。

主つるはそのまま延ばしていき葉も摘まないで、わき芽がある程度伸びると葉も大きくなっているので、わき芽の根元から切り取って収穫していきます。主つるの方で栄養を確保し、わき芽を収穫します。そうすることでつるの先端15cmくらいは柔らかく美味しく食べられます。主つるを収穫しないとわき芽の数も増えちょうどいい感じでした。

主つるは伸びた分だけぐるぐる巻いていきましょう。

つるむらさきーじゅびん
つるむらさきーじゅびん
じゅびん_全長
2019年ツルムラサキのつるの全長

去年の9月ごろから勝手に芽をだしたツルムラサキを3月の植え替え時期まで育てた結果

ツルの全長は21mくらいになりました。

越冬栽培

つるむらさきは周年栽培できる暑さ、寒さに強い野菜です。冬の寒い時期でも発芽します。秋~冬にかけて花が咲き、種を付けますが、枯れずに成長します。ただ、暖かい時期に比べれば、わき目の出方、主つるの伸び方は少し鈍ってきます。収穫頻度を少なくしてあげれば、十分活用できますよ。

20201219-つるむらさきの芽
20201219-つるむらさきの芽

写真は勝手に芽を出したつるむらさきです。おそらく去年の春に撤去したつるについていた種がこぼれて発芽したと考えられます。

発芽時期としては、春先の少し暖かくなった時期で25℃~30℃が発芽適温ですが、15℃でも発芽してきます。発芽さえしてしまえば、枯れにくいので、そのまま育てられます。

片付け

収穫し終わった残さいは、きっちり枯れるまで、コンクリートの上に放置するか、燃えるゴミに出しましょう。

うっかり、土の上に置いておくと、茎から根がでて、復活します。なのできっちり枯れるまで、鋤き込んではいけません。特に緑色種の方は発根がすごく管理が大変でした。私は紫いろの方の種を栽培しています。

失敗談

① 特になし。

➁ 好き放題延ばしていたら、茎から根を出して、すごい勢いで成長されて、後処理が大変だった。(これは失敗ではないかも)

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