ナスの育て方

ナス
ナス
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概要

20200502-なすの収穫
なす

初夏から秋にかけて収穫できる定番野菜のナス。ナスは炒め物からお浸し、てんぷら、煮物などなど様々な料理に使える万能野菜。私は2本立て栽培をするようにしています。

栽培としては、連作障害に気を付ける必要がありますが、家庭菜園で人気の野菜ですね。プランターでも栽培でき、プランターなら連作も気にしなくていいので、おすすめです。

科目

ナス科 ナス属

土壌ph

最適ph : 6.0~6.5

私の庭はph7.5で、多少できても、うまくいったことはないです。害虫のせいもありますが、低めのphなので、ジャーガル、島尻マージは酸性へ調整が必要です。国頭マージはアルカリ性へ調整が必要です。

2020年に酸性になるように木酢液を使って酸性側に寄せるようにしたら、収量が大幅に増えました。酸度だけのおかげとは思いませんが、大きく影響していると思います。

スケジュール

ナスの栽培スケジュール

ナスは種から植えることはしたことないです。このサイトを作っているときにナスの種を売っているのを見たことないなと思いました。興味がなかったので記憶していないという事もありますが、なんか発芽率悪そうな感じがします。基本は2月中に苗を入手して、3月初旬の温かくなる予報が出たときに植え付けします。早めに苗を入手して、風の当たらない所で育てて置き、冬野菜が終わり次第植え付けするようにしています。

梅雨明けから初夏にかけて収穫でき、夏の最盛期には気が弱るので、切り戻しをしてあげれば、秋ナスとしての収穫が見込めます。多くの書籍に30本くらい取れますと書いてありましたが、そんなに取れたことは一度もありません。腕のせいでしょうか?

植え付け

なすの苗_20200307
20200328-ナス
DSC_0655

できれば苗は、病気に強い高い苗か、接木苗を選んでください。できるかぎり枯れない品種が家庭菜園ではおススメです。土壌pHは6.0~6.5ぐらいの弱酸性です。

植え付け初期は支柱を一本立てて誘引します。特に接木苗の場合は絶対やりましょう。風で台木とナスの継ぎ目が切れることがあります。

育成

20200425-なす
なすの2本立て支柱

家庭菜園なら、2本立てがおススメ。支柱をエックスのように刺して誘引します。一番花の下のわき芽をつかって2本立てにするので他のわき目は切っていきましょう。水やりは、少し掘って乾いているようなら、たっぷり上げて、乾くまでは放置でいいです。夏場なら、2日に1回、最盛期は毎日あげましょう。

基本水が好きな野菜なので、毎日水やりしても大丈夫です。

プランター栽培はやったことないので、何とも言えませんが、水の管理が難しそうですので、毎日水やりするくらいがちょうどいいのかと思います。

二本立てのやり方

20200425-ナス2本立て作業
ナス2本立て作業
20200425-ナス2本立て作業
ナス2本立て説明

ナスの2本立てで重要なのは1番花になります。上の説明写真では実になっていますが、一番花が咲いたら、その下のわき芽を側枝(そくし)として使い、花が咲いた枝を主枝(しゅし)として2本立てにします。側枝にするわき芽より下のわき芽は切り落とします

追肥のタイミング

なすの花
なすの花
なすの花
なすの花 めしべの短くなってます。
クリックすると拡大できます。

ナスの追肥のタイミングはわかりやすいので、是非見回りの時に確認してみてください。なすは栄養が不足してくると、花のめしべの長さが短くなってきます。

あと、ナスの追肥で注意が必要なのは、追肥をあげる場所です。有機肥料にこだわらないなら液肥を周りにまいてあげればいいのですが、有機肥料で追肥したい場合は枝が伸びている真下あたりが根が伸びて栄養を吸収しているあたりになります。ですので、枝の先端の真下に追肥してください。

ナスの花
ナスの花

ナスの花は薄い紫色の淡いきれいな花です。花は2、3日で萎れてしまいます。

収穫

ある程度、大きくなったらどんどん採っていきましょう。品種によってサイズが違うので、それぞれの品種の標準サイズを調べておきましょう。

片付け

収穫し終わった残さいは、可燃ごみに捨てましょう。以前は庭にそのまま鋤き込んでいましたが、連作障害等あまりよくないそうなので、いまはやめています。自家製コンポストに入れることもありますよ。

失敗談

① 今まで、一杯取れたなと思ったことはないので、少量しか収穫できないのが、失敗といえば、失敗ですかね。このサイトを作る際に、土壌pHを調べたらpH7.5くらいだったので、そのせいかと思っています。

➁ やり始めの時に『連作障害って何?』ってぐらいの知識しかなかったため、連作していた。

③ トマト、ピーマンがナス科と知らず、連作していた。

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