モロヘイヤの育て方

20200725-モロヘイヤ
20200725-モロヘイヤ
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概要

20200801-モロヘイヤ
8月の盛夏の時期のモロヘイヤ

モロヘイヤは北アフリカやインドが原産地と考えられており耐高温性が強く育てやすい植物です。反対に耐寒性はそれぼど強くなく、秋口から初冬にかけて終わりを迎えます。収穫期間が長くおよそ5か月も収穫し続けることのできる野菜で、夏季の葉野菜不足を補ってくれる優れた野菜です。栄養価も高く、夏季に不足しがちなミネラルを多く含み、独特のぬめりがあります。

わき芽がどんどん伸びるため、長期収穫を可能にしているのですが、台風前に切り戻しすることで株を軽くし台風をやり過ごすことが出来るのも魅力の一つ。

科目

アオイ科 コルコルス属

モロヘイヤの科はシナノキ科からアオイ科に分類が変遷しています。

土壌ph

最適ph : 6.0~6.5

酸性を嫌い、弱酸性を好む。

スケジュール

春植え

モロヘイヤは春植えの植物になります。発芽温度は20~27℃で植え付けはポットに種植えします。モロヘイヤは栽培初期段階がゆっくりなため、ポットで育苗し、本葉が5,6枚になったら庭に植え付けします。数株程度なら、本葉5,6枚の苗を購入したほうがいいです。

最低気温が20℃より上になった時が最適な育成気温の範囲になります。沖縄だと5月から11月までです。その前に植え付けするなら、黒マルチなどで地温をあげておきましょう。

収穫期間が5か月間と長期間収穫できるのが特徴で、長期収穫するためにも定期的な追肥が必要です。

植え付け

20200620-モロヘイヤの植え付け
モロヘイヤの植え付け

最低気温が20℃以上になったら植え付けできます。本葉が5枚以上の苗を植え付けます。

植え付け前の基肥となる有機肥料は油かすなどの長期にゆっくり聞くものを植え付け2週間前に30cmほど掘ってづぼ施肥してください。

株間は30cm以上です。

プランター栽培なら60cmのもので2株です。

育成

耐高温性、耐乾性があるのですが、盛夏の時期は毎日水やりしましょう。病害虫にも強く、さほど心配する必要はありませんが、ハダニが食害した場合は食害のあったところが白くなってしまうので、ハダニの害を見つけたら捕殺するか木酢液を散布しましょう。

また最低でも月1回の追肥をしましょう。葉が固くなってきたら、追肥のサインなので、その際は1回多く追肥してあげてください。

20200725-モロヘイヤ
手前2株がモロヘイヤ

摘心

20200711-モロヘイヤの摘心
モロヘイヤの摘心

モロヘイヤは放っておくとどんどん上に伸びてしまうので50cm程度来たら摘心しましょう。主枝を摘心することで、わき芽をさらに出しやすくします。

モロヘイヤの花
モロヘイヤの花

モロヘイヤの花は黄色の小さな花です。大きさでいうと直径2cmくらいです。

モロヘイヤの種には毒性があるので、食べないように注意しましょう。

できれば、花が咲く前のつぼみの段階で摘み取ってしまうのをお勧めします。来年用に種が欲しいのであれば、必要な分だけ残すといいと思います。

収穫

わき芽が伸びてきたら、込み合っているところから、わき芽の一節を残して切り取りましょう。そうすると、わき芽のわき芽が伸びてきます。孫わき芽、ひ孫わき芽も同様に一節を残し切り取ります。

片付け

収穫し終わった残さいは、鋤き込んでも大丈夫です。

失敗談

① 特になし

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