にんじんの育て方

にんじん
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概要

にんじん
巨大にんじんではないですよ。ただの遠近感です。

全国でいろいろな種類のものがあるにんじん。沖縄の品種である黄色くて長い”島にんじん”もあります。一年中作れる品種もあったりするので、自分に合った品種を探しましょう。毎日の食卓にも上がるにんじんですが、沖縄料理ならにんじんシリシリでしょうかね。煮物、炒め物などなんにでも使えるので、家庭菜園ではおススメできます。

科目

セリ科 ニンジン属

 ※このサイトを作る際調べたところ、にんじんは2年草だそうです。2年育ててみようかな

土壌ph

最適ph : 5.5~6.5   

沖縄の書籍ではアルカリ性を好むと記載がありますが、ほかの書籍では5.5~7.0の範囲で書いてありました。

スケジュール

ニンジン栽培スケジュール(春撒き)
ニンジンの栽培スケジュール(夏撒き)

家庭菜園のスケジュールは”春撒き”と”夏・秋撒き”の 2パターンだと思います。どうしても、他の作付けとの兼ね合いがあるので、私はこの2パターンでも夏撒きがほとんどです。品種によって年中できるものもあるようなので、ある程度スペースのある畑なら、毎月植え付けして、毎月収穫することも理論上できそうです。やったことないので、なんとも言えませんが・・・個人的には、盛夏の時期を乗り切れるのか微妙な気がします。

植え付け

20201010-にんじん
20201010-にんじんの芽

植え付けは春巻きなら、秋・冬野菜の収穫を終えたら土作りして早めに撒きます。下に伸びるので、深めに耕して、小石などを取り除きましょう。

夏撒きなら、夏野菜の収穫を終えて、土づくりをしたら、少し気温が和らぐ10月を基準に、台風予報を確認した上で、撒きます。撒いたあと台風が来てしまったら、やり直しします。

撒き方は筋蒔き、1条撒きか2条撒き、私は1条撒きが管理しやすくおススメです。ニンジンの種は”好光性種子”で光が好きな種なので、深く埋めて、光が届かないと芽が出ません。土をかけるときはほんの少しにしましょう。種が上に出ているものがあってもかまいません。

ニンジンの苗ってみたことないので、種からしかやったことないです。探せば売っているかな?

他の野菜と違い、春撒き、夏撒きができ、コンスタントに種を使うので、種の方が経済的だと思います。

肥料は 植え付けの2週間前に全面施肥で行います。肥料がなじんでいないと、芽が出て根が伸びるときに肥料やけしてしまいうまく育ちません。何なら、肥料はなしで撒いて、ある程度の大きさになってから液肥で補充する考え方もありだと思います。私は基本有機肥料好きなので、全面施肥で行きます。

育成

育成は、芽が出てきたら、間引きをしていく作業と追肥、土寄せが主になります。間引きのタイミングはいろいろ書籍やサイトで書かれているのですが、分かり易く言うと

①草丈が2.5~3cm(指2本分)になったら、2.5~3cm間隔

➁草丈が5~6cm(小指)になったら、5~6cm間隔

③草丈が10~12cm(親指と人差し指を軽く広げたくらい)になったら、10~12cm間隔

が覚えやすいです。(自分の手の各長さを把握しましょう。ちょいちょい使います。)

最後に10~12cm間隔にしたいので、3回の間引きで割っている感じです。ただ、生育のいいものを残すので、あまり気にしすぎない方がいいかもしれません。1番目の間引きが一番重要です。

あと最初のころの水やりは毎日してください。根が育つまでは水切れを起こすとすぐ枯れます。

土寄せは間引きの後に、にんじんが出ていたら隠れるようにかけてあげてください。

収穫

基本は、種の袋に書いてある大きさになったら、収穫しましょう。

とはいうものの、土の中はどうなっているか分かりませんので、周りを少し掘って、太いものから順に収穫しましょう。使う分だけ収穫して新鮮野菜を楽しむのも、家庭菜園の魅力です。

片付け

特になしですね。

葉っぱは鋤き込んでも大丈夫なので、収穫したときに葉っぱを切って畑に置いています。

失敗談

① 植え付け後に台風が来て、全滅!

➁ 芽が出たあと、水やり忘れて全滅!

③ 芽が小さいころにカタツムリがやってきて、半壊!

④ 間引きを失敗して、幅が狭かったり、広かったり・・・

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