リーフレタスの育て方としましたが、サニーレタスもオークリーフも変わりません。というか家庭菜園では変えようもありません。だた、結球タイプのレタスは最初が肝心なようなので、結球タイプとは少し違うと思います。
概要
レタスです。サラダに入っているレタスです。スープに入ることもあれば、野菜炒めに入ることもあるでしょう。レタスです。
家庭菜園では、結球しないタイプがおススメ。
これは本当におススメ。
理由は2つ、☟
私の考えは、『少しでも収穫できれば成功!』なので、収穫できることが最優先事項なのです。収穫できずに終われば、2,3か月無駄になった気になります。ですので、リスクの低いものを選びましょう。
科目
キク科 アキノノゲシ属
土壌ph
最適ph : 6.0~7.0
アルカリ性土壌でも育ちますが、ph7.2くらいまでのところのほうがよかった感じがします。
スケジュール
おすすめは夏、秋植え
簡単なのは秋植えです。9月、10月の台風が過ぎたのを確認したあとで、植え付けします。台風が直撃したら、一発でアウトです。台風情報は確認してから植え付けましょう。台風以外は特に問題なく生育すると思います。葉がある程度のサイズになれば順次収穫して食べましょう。ただ、一度に取りすぎると、生育が弱るので、大きめの葉5枚くらい残るようにしましょう。
春植えは、風除けさえしてしまえば、1月、2月でも植えられます。基本寒いのに強いので、強風で折れたり痛んだりしなければ、大丈夫です。他の作付けとの兼ね合いで私の栽培スケジュールは3月植え付けをメインにしています。あとは秋植えと同じく大きな葉からちぎって食べましょう。6月の台風まで楽しめます。
植え付け
基本、苗を購入しましょう。種からの栽培もできますが、発芽率、ポットでの育成期間など管理が必要で難儀です。沢山植え付けするなら、種からの方がコストが安くなりますが、4株程度までなら苗を買った方がリスクが少ないと思います。
肥料を全面施肥して1、2週間置いたら、もう一度耕してマルチをしましょう。マルチはビニールのマルチでも、枯れ草のマルチでもどちらでもいいです。レタスに関しては、マルチした方がいいです。泥はねから病気になったりするのと、収穫して食べるときに土がついていない方が衛生面、精神面にいいと思います。
春植えなら1月~3月初旬までは風よけが必要です。
育成
基本耐寒性のある野菜なので、秋、冬の期間はあまり心配しなくていいのですが、週一の水やりだけは、忘れないようにしましょう。春、夏期間は水切れに注意すること、特に初夏からは毎日水やりしましょう。たった1,2日で萎れてしまうことがあります。
あとは梅雨時期からカタツムリの食害があるので、見つけたら取りましょう。アフリカマイマイには特に注意しましょう。他の青虫等はあまり付かないので、見つけたら取るくらいでいいです。私の経験上、カタツムリだけ取れば、あとはほとんど見つけられない程度です。
収穫しながら、育成が進むと1mくらいになります。以外にしっかり立ちますが、念のため支柱をしたほうがいいです。
2020年春植え(サニーレタス)
下の写真は苗の植え付け日が4月5日で5月30日時点で40cmくらいになった時点までの経過のようすです。この後ほとんど収穫できず終わっていきました。実際の栽培期間は2か月というところでしょうか?春植えは秋植えと比べて少し育成が早い感じです。
収穫
収穫は植え付けからおよそ1か月後から適宜、必要な分だけ収穫しましょう。だいたい1年目で1株からどの程度収穫できるかわかるので、次年度からは自分の消費量から逆算して、植える株数を変えましょう。
一気に葉をとると、そのあとの育成に響くので、大きめの葉5枚くらい残すようにすると、順調に収穫できます。
最後に茎がのこるので、一応食べられるそうですが、やったことないので、明言を避けます。火を通せは食べられるとは思いますが、おいしいかは知りません。
片付け
収穫し終わった残さいは、そのまま鋤き込んでしまいましょう。茎まで食べるなら、残さいはほぼなしですが、食べないならかなり太くても、意外と分解されます。
失敗談
① 2月初旬に植え付けをしたときに、風除けをしていなかったため、萎れて枯れた。
➁ 冬の時期なら水やりそんなにしなくてもいいと思っていたら、意外と雨が降らず、水切れを起こして枯れた。週一は水やり必要だ。
③ カタツムリを放置していたら、植え付け直後に全部食べられた。