サンチュの育て方

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20200502-サンチュ
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概要

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サンチュ

サンチュ、チマサンチュと表記されていることが多い野菜です。韓国焼肉店で肉を乗せて食べる文化が入ってきて、認知度が上がった野菜です。日本では掻きチシャと呼ばれていました。

春植え、秋植えともに出来、収穫量も多い葉野菜で、食害はカタツムリが最大の敵になると思います。そのほかにカメムシ系の害虫が少し付きますが、多くはありませんでした。

プランター栽培でも十分できますので、ベランダで新鮮な葉野菜を育てられます。30cm以上の深さのあるものがおすすめ。

耐寒性はありますが、耐熱性は良くない感じなので、盛夏の時期はさけましょう。

レタスと同じく連作障害が少しあるので、1年は同じ場所で育てないようにしましょう。

科目

キク科 アキノノゲシ属

土壌ph

最適ph : 6.0~7.0

私の庭はph7.5ですが、十分育ちます。葉野菜の中ではおススメです。

スケジュール

春植え

サンチュの栽培スケジュール_春植え
サンチュの栽培スケジュール_春植え

基本苗の購入をお勧めします。一家族なら2株くらいあれば足ります。サンチュは耐寒性があるので、早めの植え付けもできます。だた、風が強い時期だと防風対策はした方がいいです。植え付け時の幼い株で葉が痛むと育成が悪くなります。

苗の入手は3月初旬で、植え付けは3月中旬の強い風が吹かなくなったころです。育成温度は15℃~20℃なので、沖縄でいうと3月、4月、5月が最適な育成気温の範囲になります。それより早いタイミングで植え付けもできますが、その際は、防風対策はした方がよいです。気温的には1月、2月も育成気温なので、私の経験上やったことがあるのですが、風対策をしないと葉が痛んで、食べれなくなってしまいます。

早く植え付けすれば、4月の初旬ごろから収穫できます。

秋植え

サンチュの栽培スケジュール_秋植え

秋植えは盛夏のころを避けて、最低気温が20℃を切り始める10月下旬以降に植え付けします。植え付け初期に水不足にならないように注意が必要です。育成適温は15℃~20℃なので、そのあとの植え付けができる期間が長いので、1か月置きに植え付けして、冬の期間収穫し続けることもできます。沖縄平均気温だけで見るなら、1月、2月が最適温度になります。

植え付け

20200411-サンチュ
植え付け

防虫、泥はね対策の為に、マルチはした方がよいです。また、冬時期なら防寒、初夏なら蒸発対策にもなります。

植え付けの1、2週間前に基肥となる有機肥料を全面施肥し鋤き込んでおきましょう。サンチュは3か月程度の長期栽培が可能なので基肥が重要となります。有機肥料に合わせて大粒の油かすも入れると緩効性肥料なので、肥料の効きが長持ちします。

育成

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サンチュ収穫し始め1か月後

植え付けから2週間~1か月後から収穫できます。収穫し始めてから1か月後をめどに追肥をあげてください。

下の方から葉を採取していくことで、長期間収穫できます。

伸びてきたら支柱をして株を支えて揚げましょう。

収穫

下の葉から順に収穫していきます。とう立ちするまで収穫することが出来ます。

よく見てもらうとわかりますが、葉っぱの形が変わってきています。とう立ちに近づくにつれて葉の形状が変わるので、目安になります。味や食感はさほど変わりませんが、少し硬くなる気がします。

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植え付けから約3か月後-サンチュの花

黄色い花が咲きます。種まで採取したことがないので、種の写真はないですが、この時期まで収穫できます。

片付け

収穫し終わった残さいは、鋤き込んで大丈夫です。

失敗談

① 栽培終期に茎が長くなったときに、倒れて折れてしまった。

➁ 植え付け初期に、カタツムリの食害をうけた。

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