簡単!生ごみ処理ー自家製コンポストのススメ!

自家製コンポスト 家庭菜園
自家製コンポスト

『生ごみをたい肥にして、家庭菜園やプランターで使ってみよう』と思うことはことは、趣味で野菜を育てている方なら一度は考えることではないでしょうか?私もその一人なのですが、3年以上庭で自家製コンポスト(生ごみ処理器)を使って生ごみ処理をしている経験から、おすすめの方法ややってはいけないことなどを記事にしています。

自家製コンポスト
自家製コンポスト
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目的

1、ごみにしたら勿体ないので、自家製肥料を作ろう!

一番最初の発想は、シーズン終わりに枯れ葉を土に鋤き込んでいるときに、『野菜くずもいけんじゃね?』と思ったことです。毎回、肥料を買うのももったいないので、腐葉土のようなものを作れれば、自分の庭で循環サイクルを作れるとの発想です。

2、生ごみを減らしたい

当時、料理中に出る野菜くずと食べ残しはかなりの量があり、普通の紙ごみとかと合わせて1週間でごみ袋の大2枚程度ありました。ゴミ出しのタイミングにもよりますが、においや液漏れもあって、いやな思いをしたことが何度もあります。

生ごみを減らしたら、臭くなくてよくない?というのが、二つ目の動機です。

実際やってみて

野菜くず用ボウル
ピンクのものが野菜くず用ボウル

私のやり方は、100均でボウルを一つ買ってきて、料理の野菜くずや残飯の生ごみを入れる専用にしました。

ピンクの奴です

1日、2日に一回コンポストに持っていき、かき混ぜます。

事前にいくつかのサイトを見ると、肉や魚は入れない方がいいという事もわかりましたので、野菜くずと卵の殻、残飯はご飯と味噌汁の具などまでは入れています。排水溝に溜まったものは、入れないようにしています。洗剤が付いていますし、肉が混入していたり、水分が多いためです。野菜くずが出たら、すぐにピンクのボウルに入れます。

コンポスト自体は鉢植えコンポストを2つベランダに置いています。私が鉢植えを使っている理由は、底に穴が開いているから・・・水がちゃんと排水されるようにです。

メリット

  1.  生ごみがこんなにあったのかと驚くぐらい、ごみが減少しました。 週でごみ袋の中サイズ2枚で済むように・・・
  2.  ゴミ箱がきれいに維持できる。
  3.  家にコバエがわかない。
  4.  においが少ない。
  5.  小さいビニール袋が少なくて済む

デメリット

  1.  失敗すると、腐敗臭がくさい
  2.  失敗すると、コバエが湧く
  3.  失敗すると、Gキブリが湧く

デメリットに失敗するとと付けているのは、

私もう失敗しないので

今は、このデメリットは一つもありません。必ず注意すべきことを行えば、デメリットはなくなります。

コンポストで生ごみ処理のルール

水を入れない

私が思う一番大事な注意点はこれです

水を入れない』これさえ守れば、デメリットのほとんどが発生しません。もちろん雨水も入れませんし、生ごみから出る水も切ってから入れるようにします。

他のサイトでは、湿度○○%くらいで、温度は○○℃~○○℃の間でとか適度に湿った状態をキープしましょう。とか書いているのがありますが、すべて無視していいです。実際、そんなもの管理できません。湿度なんか雨が降ったら上がりますし、晴れが続けば下がります。乾いてきたら、霧吹きをかけましょうとか書いているサイトもありましたが、そんな判断つきません。

水がなくても、分解します。

一応、他の人の養護をすると、効率よく分解することが出来るということなのでしょうが、管理をミスすると失敗する確率が跳ね上がります。

水分がなくても大丈夫!

ちょっと分解が遅くなるだけです。さほど変わりません。野菜が持っている水分だけで充分です。

どうにも乾燥しすぎて、かっさかさで分解が進んでいないようなら、500倍希釈した木酢液をかけてあげましょう。有用微生物も増やすことができ、臭い対策にもなります。かけたら日の当たるところに置いておきます。

できれば、水道水をそのままかけるのは避けた方がいいです。水道水は塩素消毒されており、そのままかけるとコンポスト内の微生物にダメージを与えてしまいます。

もしかけるのであれば、バケツに汲んで1日を置いたものを使いましょう。

しっかり混ぜる

これはわかるかと思いますが、しっかり混ぜることで、土とからませ、微生物を付着させます。また、混ぜることで、以前に入れていた野菜くずも攪拌され、異常があれば、すぐに気づくことが出来ます。

キャベツの芯のように水分を多く含んだ塊は腐敗の原因になりやすいので、しっかり混ぜることで、水分を土が吸収し、腐敗を防ぎます。トマトなどは、潰しながら混ぜましょう。

※ ブロッコリーやキャベツの芯、にんじんや大根のヘタなどは、細かく切ってからコンポストに入れると、失敗が少なくなります。私はピンクのボウルに入れるときに4分割します。

某サイトで衣装ケースに土を入れて、6分割して、一つ一つ順番に入れていくという記事がありましたが、入れる場所を分割するくらいなら、毎回全面を使って混ぜる方が、よほど失敗(=腐敗する)が少ないと思います。分解の遅いものは残り続け、分解の早いものは早く消えるだけなので、玉ねぎの茶色い皮はや卵の殻は残りますし、葉野菜はすぐ消えます。

肉や魚などのたんぱく質を入れない

これは、一度試しにやったのですが、くさいです。分解も遅いので、腐敗臭が多くなるのと、コバエが湧きやすくなります。というかすぐわきました。

植物性たんぱく質の豆腐は入れても大丈夫です。できれば、水分を多く含んでいるので、潰すように土と混ぜて、細かくしましょう。

蓋をしない

これは、意外かもしれません。

多くのサイトでは蓋をしましょうと書いてあると思います。理由としては、コバエなどの虫を入れないようにという事なのですが、ふたをすると乾燥が進まないので、私はむしろない方がいいと思います。どうしてもやるなら、網か不織布がいいと思います。あと、冷暗所を作ると、コバエ以外の虫も増えます。(ハサミムシとか、ダンゴムシとか、見たことない虫とかイロイロ)乾燥さえしっかりしていれば、コバエは湧きません。他の虫も大きく減りました。他の虫は分解に寄与しているので、あまり、毛嫌いしないであげてください。

でも、雨水が入るようなら蓋をしましょう。水を入れてはいけません。

私は、ベランダ部分で自作のテーブルの下に入れています。

コンポスト保管

以前は蓋をとったとき、ヤールーは飛び出してきてビックリすることが、多々ありますが、そのうち慣れます。

今はテーブルの下に入れています。引き出すとヤールーが飛び出してきますよ。

コンポストの不思議

毎日、毎日生ごみを入れているのですが、土の量が増えていっていないのです。

分解されたから当たり前と思うかもしれませんが、やっている方からすれば、こんなに入れているのに、溢れないなんて・・・ってかんじです。

不思議・・・

 3か月入れ続けても、あまり増えた感じはしませんよ。

自家製コンポスト 1号機

20200620-コンポスト
コンポスト1号機
プランターへ入れ替え作業中

コンポストとは、つまるところ、野菜を土の中にいる微生物に分解してもらう箱の事です。専用の何千円もするものは必要ありません。100均に売っている一番大きいプラスチックの鉢(300円)を買ってきて、水はけ用の軽石を入れて、庭の土 or 100円の培養土を入れたら完成!!

総費用300円なり

鉢なので、水はけ用の軽石はなくてもいいですが、底から土が漏れるので、あった方がいいと思います。

ピートモスとかくん炭とかを紹介しているサイトがあるのですが、まあ、そこらの土で充分です。より良いという感じなのでしょう。

自家製コンポスト 2号機

20200808-コンポスト
20200808-コンポスト
自家製コンポスト
コンポスト一号機と二号機サイズ比較

自家製コンポスト2は、1の容量不足を補う為に、追加したものです。

単純に

でかい方がいい

というのも、多く土を入れられるので、分解能力が高い。混ぜたときに土がはみ出ないなどのメリットがあります。

メイクマンで丈夫で、耐候性があり、長持ちしそうなものを探したところ、発見しました。3000円くらいだったはず。

黒のコンポスト
黒のコンポストの値段

すみません。嘘つきました。

コンポストの値段

598円

でした。

何かと勘違いしたよう。もうワンサイズ大きなものでも980円でした。m(__)m

スペースに余裕があるなら、大きいものを選んで下さいね。失敗する確率も減ります。

キャスター

キャスター
キャスター

1号機も2号機もコンポストの下に100均で買った鉢植え用のキャスターを買って、そのキャスターの上に置いています。引き出すのがとても楽になりました。日々かき混ぜる為に引き出すので、女性はあった方がいいと思います。

プランターへの入れ替え作業の時とかにも使えますので、おススメです。

実験的コンポスト

みみずコンポスト

コンポストで検索すると、見つけることがあると思う『みみずコンポスト』!

『微生物の分解 』+ 『みみずの分解』の最強タッグ

私も、もれなくやってみました。

近くの公園に行き、木の葉っぱの下を掘ったら、いるわ!いるわ!ものの30分で100匹以上捕まえたのです。喜んで、コンポストに入れたました、ああいれたとも・・・

2週間後には見当たりません。

実際入れたときの写真はこちら。

大量のみみずを見たくない人はクリックしないでね。

クリックすると拡大して見ることが出来ますが、見たくない方はクリックしないでください。

環境変わって死んでしまったと思われます。ですので、あまりおすすめしません。腐敗臭はしませんでしたけど・・・

100円の腐葉土コンポスト

20200808-コンポスト
野菜用培養土のコンポスト

畑に野菜が植わっているタイミングで入れ替えようと思ったときに、土がとれなかったときや、プランターの入れ替え時に、ホームセンターで100円で売っている腐葉土を鉢に入れて、コンポストにしました。

ばっちりできます。

腐葉土自体が微生物によって作られているので、微生物いっぱいいるから、当たり前ですよね。普通にできます。

家庭菜園やプランター栽培に興味ないけど、生ごみは減らしたい方にはこの腐葉土コンポストがおススメです。なんでもいいので、大きめのプランター買ってきて、100円の腐葉土入れるだけで作れます。生ごみ処理するだけなら、これで十分。分解処理能力が不足したら、もう一つプランター用意して、二つにすればいいだけなので、家族構成によって調整できます。

捨てるときは燃えるゴミでOK!なので、後片付けも困りません。自分の勘では1年以上は使えると思います。そこまでやったことないですが・・・

プランター栽培して挫折してしまった方はそのプランターと土を使ってコンポストにしてみてはどうですか?有効利用になると思いますよ。

段ボールコンポスト

段ボールコンポストも売られていたり、市町村のホームページで紹介されていたりするので、一度、適当な段ボールでやりましたが、強度の面と水に濡れる環境で使うことが多いので、すぐ辞めました。再利用もできないですし・・・あまりお勧めしません。

基本ベランダにコンポストを置くのですが、なぜかこの段ボールコンポストは室内に置かれた説明を見ます。少し水を多く入れてしまったらそれで浸透してしまいますし、ビニール袋を使ってもスコップで穴開けたら終わりですし、臭い出るし・・・本当にメリットあるのかなと思います。安いけど・・・

室内で失敗したら、二度とやりたくなくなるはず・・・

失敗したら

注意を払っていても、失敗することがあります。人間だもの・・・

失敗したとき、やるといいのは、10倍希釈以下の木酢液をかけることです。腐敗は人にとって嫌な臭いを出す菌によって引き起こされますので、まず、コンポスト内の菌分布を変えます。10倍希釈の木酢液はph4前後を示す強酸性です。それで殺菌し、木酢液に含まれる有用性の菌を増やします。

入れた後は、よくかき混ぜ、置いておきます。少しの腐敗ならにおいも消え大丈夫ですが、多く腐敗してしまうと、臭いが減りはしますが、消えることがありませんでした。ですので、入れ替えてしまいましょう。

メンテナンス記事

20210403-コンポスト
コンポストの入れ替え(ピンク、黒)-2021/04/03
20201226-コンポスト
コンポストの入れ替え(ピンク)2020/12/26
20201122-コンポスト-木酢液
コンポスト(黒)の入れ替え 2020/11/22
20200926-コンポストの入れ替え
コンポストの入れ替え(ピンク)2020/09/26
20200808-コンポスト
コンポスト(黒)の入れ替え 2020/08/08
20200620-コンポスト
コンポストの入れ替え(ピンク) 2020/06/20

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